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 とうとう此処までやってきましたね。ここから先はうんとマニアックになりますよ?

 確かに・・・何と無く面倒な話になることは俺も予想がつくぜ。
 取りあえず 3DCGとか英語圏ソフトに耐え切れないお嬢さん方は止めた方がいいかもな

 ふはははは!来るがいい!!(臨戦態勢)

 前回の中級者編では必要なツールは画像処理ソフトや、任意でSimShowでしたけど
 今回はマニアックなソフトが必要になります。次のような感じですね。


 MilkShape3D (必ず使います)
   3DCG ソフトです。このソフトで主にメッシュの形を形成します。
 SKN2OBJ 
   シムピ専用のSKNファイルを一般的な3DCGファイル形式OBJに変換します。
 cmxediter (使わなくても出来ることは出来ます)
   CMXファイルを作ってくれます。SE中毒の部屋さんからダウンロードできます。


 何やら分かりにくいぞ上の説明!結局何を使うんだ?

 やり方が色々なんですよ。あと最近になってMilkShapeがSknファイルを直接読み込める
 ようになったんでSKN2OBJが必要無くなったとか。CMXは手書きでも出来るとか。

 MilkShapeはシェアウェアなんだな。でも30日間のお試しが出来るみたいだ。

 ナニッ?フリーソフトではないのか!(以外と経済的な皇子)

 高機能ですからね。他の3DCGソフトのファイルの互換性も凄いし、テクスチャマッピング
 は便利ですよ。$25です。日本円で3000円くらいですかね?安いほうだと思いますけど。

 30日間過ぎると使えなくなるんじゃないかな?レジストリ(金を払う)すれば良いんだけど
 制作者が英語圏だから英語出来ないと面倒なんだよな。

 まぁよい!それはそのとき考えるとして本題に入るがいい!(ポジチブな皇子)

(※ レジストリはここの管理人も行いました。所定の用紙に必要事項を記入し$25と共に制作者に送金すれば一週間ほどでライセンスのキーコードが書かれたメールが送られてきます。)



 実際の作業に入る前にちょっと3DCGについての基礎知識をご説明します。
 3DCGなんてチョロイわ、という方は読み飛ばして頂いて結構です。

 3DCGとはパソコンの中で粘土する、と考えてください。デジタルの立体造形です。
 ちょっとXYZ座標とか出てきて数学的ですが、実際はそんなに小難しいものでもありません。

 「点」と点と点を結ぶ「線」で面(ポリゴン)を作ります。ポリゴンという何枚もの板で粘土細工をするみたいな感じですね。形を形成する作業を モデリング と呼びます。
 出来上がった粘土に絵の具で色をつけたり模様を描いたりしますよね?その色塗り作業が3DCGではテクスチャマッピングと呼ばれます。表面に貼り付ける素材のことをテクスチャと呼びます。
         色塗り=テクスチャマッピング    絵の具=テクスチャ
 て所でしょうか。まぁココまでは何と無く分れば上出来です。



 出たな!クルガンお得意のビジュアル表現!1番左のピヨコが点と線の状態だぜ!
 2番3番のピヨコがそれに面を表した状態だな。左が完成図?

 いいじゃないですか。字ばっかだと飽きるでしょ。特にシード。
 完成のヒヨコにはちょと毛とか生やしてありますが簡単な3DCGの一例です。

 実際3DCG用のソフトは沢山あります。LightWave3D , Shade , Softimage ., Maya などという高額ソフトから、今回のMilkShapeのように比較的安いのまで。そしてその中で扱われるファイル形式も結構色々。画像ファイルにはJPG GIF PING BMP TIFF PSD など多々ありますが3DCG然り。

 MilkShapeは数多い3DCGソフトのファイルを読み込めるだけでなく、なんとシムピープルのゲームで使われているあのSKNファイルすら読み込めてしまうのです。

 だから、シムピのメッシュ作成解説サイトにお邪魔するとやたらとMilkShapeが使われてる
 訳かぁ。でもアレ英語ソフトなんだもんな。俺頭イテェよ。

 確かに日本語パッチはありませんけど、メッシュ改造するのに使う機能は僅かですし。
 ここの管理人みたいに他の3DCGソフトで作るって手もありますよ。



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